政治的民主制と経済的独裁制?

激烈な新自由主義が世界を席巻している。一例としてここ日本では、いわゆるフリーターや派遣社員という形で非正規雇用を甘受せざるを得ない若者が増える一方であり、彼らは不安定な雇用状況や低収入のため、結婚や子育てといった将来の計画ができない。正規労働者でさえリストラを恐れ、時には残業を含めて週70時間や80時間に及ぶ労働を行わねばならず、それに対する手当てが不十分だったり、あるいは全く出ないこと(いわゆる「サービス残業」)もあったりする。このような新奴隷たちは誰も現状に満足していないが、それしか生き延びる術がないのだ。

確かに、この島国の誇りである「和の文化」の前には個人が無力であるという点では、日本は極端な例である。一昨年のイラクでの人質事件が示すように、世間の感情を無視して法律で認められた権利に固執するとむしろ非難されるような国だ。だがドイツでも似たようなことが起こっており、工場の東欧への移転を阻止するために労働者が週35時間制を自主放棄する動きもある。会社からの解雇を労働者は恐れているので、彼らを喜ばせるには何でもせざるを得ないのだ。

政治的民主主義と経済的独裁制という2つの矛盾した原則がなぜわれわれの中で共存しているのか、私には理解できない。確かに好きな政治家を選ぶことはできるが、経済面での人権を奪われた現状ではそれが何の役に立つというのか。なぜ誰も、政治分野で今日存在している民主的な過程を、経済分野でも樹立しようと模索しようとしないのだろうか。

このブログは私たちの経済生活に変化をもたらすための、私のささやかな試みである。みなさんのコメントは大歓迎だ。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。